2007年08月11日

8月11日(土)その1

とても暑い土曜日。
お盆休みに入ったせいか、美術館はたくさんの人で賑わっている。




















フィリピンのバランゴンバナナが手に入ったので、本日限定の新メニューを作った。

バナナにはちょっとしたこだわりを持っている。

以前「教えられなかった戦争 フィリピン編」という映画を観たことがある。
そこには「開発」という名の下に日本のODAがじゃんじゃん使われ、現地の先住民族たちから土地を奪い、港や橋や高速道路を次々と建てていく様子が描かれていた。
バナナやパイナップルも例外ではなかった。
先住民族たちから先祖代々守り続けてきた土地をごっそり奪い、そこに多国籍企業が大規模なプランテーションを作っている。
その中には日本企業の名前もあった。

先住民族たちはお金がなくても、土地さえあれば食べ物に困らず暮らしていくことができたのに、土地がなくなってしまったせいで難民となってスラムに移住したり、信じられないほどの低賃金でプランテーションで働くしかなかったり、悲惨な現実がまざまざと描かれていて、とっても気が重くなる映画だった。

その数日後、フィリピン・ミンダナオ島を訪れた私は、映画に出てきたような広大なプランテーションをあちこちで目にした。
案内してくれた少年はミンダナオの先住民族の子で、内戦の中で家を失い児童施設に保護されながら成人した男の子だった。

彼と共に見たあの広大な畑が目に焼きついて離れない。
それ以来、バナナはフェアトレードのものを食べることにしている。

苦い現実を背負っているバナナではあるが、このバランゴンバナナは他のバナナに比べて甘さも香りも抜群である。
豆乳とあわせてジュースにすると、口に広がるその甘みがたまらないっ!












かるべめぐみさんデザインの人魚ばっぢ。かわいい人魚と鋭いメッセージのアンバランスさが結構人気である♪








この記事へのトラックバックURL

http://tabicafecom.ti-da.net/t1692162